アモイストリートフードセンター Amoy Street Food Centre(#2)~①食べ物編~

Amoy Street Food Centre(アモイストリートフードセンター)のご紹介~食べ物編~です。

Amoy Street Food Centre

ビジネスマン御用達!丁寧に作られた料理が多いホーカーズ。

概要

アモイストリートフードセンター(Amoy Street Food Centre)は、マリーナベイの西、チャイナタウンの南に属する、オフィス街にあるホーカーズです。

店舗数は約130と大規模で、2階建てになっています。シンガポールのローカルフードを扱ったお店が多くみられます。

価格設定は普通~少しお高めで、S$6~10でおなか一杯食べられるお店が多いです

個人の感想にはなってしまいますが、綺麗に盛り付けられた料理が多い気がします。ホーカーズでは、ババっと盛って「お皿についたソースなんて気にしない!」みたいなところも多いのですが、ここは一つ一つ丁寧に盛り付けてくれるお店が多く、日本人にも親しみやすいかもしれません。

コーヒーのお店が非常に多いので、ドリンク編は別の記事に分けています。

アモイストリートフードセンターのご紹介~②ドリンク編~はこちら

関連記事

Amoy Street Food Centre(アモイストリートフードセンター)のご紹介~②ドリンク編~です。 オフィス街にあるためか、本ホーカーズにはドリンクのお店が多いため、食べ物編とドリンク編で記事を分けています。 アモイ[…]

雰囲気、混雑状況

Amoy Street Food Centre_様子(平日)①
Amoy Street Food Centre_様子(平日)①
Amoy Street Food Centre_様子(平日)②
Amoy Street Food Centre_様子(平日)②
Amoy Street Food Centre_様子(土曜日)
Amoy Street Food Centre_様子(土曜日)

オフィス街にあるため、平日ランチタイムは大混雑です。一方で、土日は非常に空いていますが、ほとんどのお店が閉まっているので、平日のランチタイムをずらした訪問をお勧めします。

平日ランチタイムは入れ替わりは早いため、1,2人なら席が取れますが、団体で訪問した場合には一緒に食べるのはなかなか難しいかもしれません。。。

営業時間

6:30am~21:00pm、毎日(店舗により営業時間は異なります。)

おすすめのお店

Madam Leong Traditional Ban Mian(ストール#02-109)

Madam Leong Traditional Ban Mian(02-109)
Madam Leong Traditional Ban Mian(02-109)

※2022年10月現在、看板が変わったので写真を入れ替えました。

 もっちもちの手作り板面。辛すぎないソースも食べやすくて◎

板面のお店。板面(板麺、Ban Mian)は、小麦粉で出来た、きしめんのような平らで太めの麺料理です。

Madam Leong Traditional Ban Mian_メニュー①
Madam Leong Traditional Ban Mian_メニュー①
Madam Leong Traditional Ban Mian_メニュー②
Madam Leong Traditional Ban Mian_メニュー②

こちらのおすすめポイントは、板面がホームメイドなこと!これまで食べた中で、著者一押しの板面です。

空いているときは、注文してから麺を伸ばしてくれます。

おすすめのメニューは、看板商品のDry Chilli Ban Mian/ドライチリ板麺と、Braised Pork with Black Fungus Ban Mian/角煮とキクラゲの板麺です。

まずはDry Chilli Ban Mian/ドライチリ板麺です。

Madam Leong Traditional Ban Mian_Dry Chilli Ban Mian(S$6)
Madam Leong Traditional Ban Mian_Dry Chilli Ban Mian/ドライチリ板麺(S$6)
もっちもちの麺。しっかりした歯ごたえが美味しい
肉団子
揚げた煮干し。意外とハマります。
若干とろみのある葉野菜。なんだろう?

手作り麵は、厚めでもっちもちです!辛すぎないさっぱりめの甘辛ソースはいろいろな出汁のきいた複雑な味。これを麺と絡めると、歯ごたえはしっかりあるのにするするといくらでも食べたくなってしまう、中毒性のある一品です。

一緒に入ったカリカリに揚げられた煮干しがアクセントになります。

付け合わせのスープはわかめスープかと思いきや、ツルムラサキのような若干とろみのあるお野菜が入っていて、エビなどいろいろな出汁を感じる複雑な味でこれまた美味しいです。

続いて、Braised Pork with Black Fungus Ban Mian/角煮とキクラゲの板麺。

Braised Pork with Black Fungus Ban Mian(S$8)
Braised Pork with Black Fungus Ban Mian(S$8)
角煮がほろほろと柔らかい。
異常に美味しいきくらげ

こちらは、ドライチリ板麺とは異なり、オイスターソースと濃い目のお醤油で仕上げたどろっとしたソースが入っています。

豚の角煮は非常に柔らかく、コショウがたっぷりかかっていますが、脂っこくなくどんどん食べられてしまいます。なんだかビールが飲みたくなるような味付けになっています。

角煮も美味しいのですが、この商品は、むしろキクラゲがめちゃくちゃ美味しい。オイスターソースベースの味がしっかりしみ込んでいて食感も良く、これだけで副菜として食べたい感じです(笑)

個人的には、ドライチリ板麺の方がソースが複雑な味わいで好きなので、ドライチリ板麺に角煮のアドオンがおススメです。(キクラゲのアドオンはメニューにありません…)

J2 Famous Crispy Curry Puff(ストール#01-21)

J2 Famous Crispy Curry Puff(01-21)
J2 Famous Crispy Curry Puff(01-21)
サックサクなカレーパフ。著者おススメはブラックペッパーチキンです。

カレーパフのお店。

カレーパフとは、パイのような小麦粉ベースの生地にカレーを入れて揚げた軽食です。

看板商品であるポテトチキンカレーパフは売り切れてしまうこともあり、私はラスト1個をゲットしました…!

ただ、1日のうちに何度か揚げているらしく、次の揚げ上がり時間を聞くこともできます。

こちらの特徴は、サックサクのパイ生地。カレーパフは、通常、厚めの皮でザクっとしていて、どちらかというとクッキーのような食感のものが多いのですが、こちらは軽くサクサクしていて、まさにパイ。見た目も可愛くて、テンション上がります。

看板商品はカレーパフのようですが、私のおすすめは、ブラックペッパーチキンパフです。

J2 Famous Crispy Curry Puff_ブラックペッパーチキンパフ(S$1.8)
J2 Famous Crispy Curry Puff_ブラックペッパーチキンパフ(S$1.8)
ブラックペッパーチキンパフ
ブラックペッパーチキンパフ

たっぷりの鶏肉に胡椒が良い香りで、適度なとろみのついた餡がサクサクのパイ生地とよく合います…!

満足感があるのに食べ終わるのがもったいないくらい美味しいです。

J2 Famous Crispy Curry Puff_ポテトチキンカレーパフ(S$1.6)
J2 Famous Crispy Curry Puff_ポテトチキンカレーパフ(S$1.6)
ポテトチキンカレーパフ
ポテトチキンカレーパフ

ポテトチキンカレーは、ポテトと鶏肉のピリ辛カレーがたっぷり入っていて、流石看板商品、という感じの、多くの人が好きな味だと思います。

J2 Famous Crispy Curry Puff_サーディンパフ(S$1.6)
J2 Famous Crispy Curry Puff_サーディンパフ(S$1.6)
サーディンパフ
サーディンパフ

サーディンパフもおすすめです。お魚カレー餡は全く生臭くなく、むしろさっぱりとしていて食感もよく食べやすいです。

標記 Piao Ji Fish Porridge(ストール#02-100)

Piao Ji Fish Porridge(02-100)
Piao Ji Fish Porridge(02-100)
大満足のフィッシュスープ。付け合わせにもこだわり。

長蛇の行列が出来るフィッシュスープのお店。いつ来ても大行列で、30分以上は並びます。アモイストリートフードセンターは土日は非常に空いているのですが、こちらは土日ですら大行列が出来ています。

Piao Ji Fish Porridge_メニュー
Piao Ji Fish Porridge_メニュー

メニューはシンプルに、お魚だけのスープか、お魚と海老のスープです。

切り身がたっぷり。

店頭には新鮮な切り身がたっぷり並びます。注文を受けてから1皿ずつ仕上げてくれ、切り身もどんどん新しいものが追加されていきます。

Piao Ji Fish Porridge_Fish&Prawnスープ(S$12)
Piao Ji Fish Porridge_Fish&Prawnスープ(S$12)

海老が大きくてぷりぷり。有頭です。
お魚も新鮮で肉厚です

こちらでは、海老を是非是非つけてほしい…!本当に大きくて、ぷりぷりとしていて、大満足間違いなしです。

海老入りは値段は張りますが、それだけの価値はあると思います。

お魚もとても肉厚で、濃い目のスープとよく合います。

なお、スープにはザーサイのようなものやセロリが入っており、さっぱりとシャキシャキした食感がアクセントになっています。

もう一つ驚かされてしまったのは、付け合わせのソース。これも、何故か滅茶苦茶美味しいのです。

付け合わせのソース。1スープに1つついてきます。追加する場合にはS$0.5かかります
豆の醤油漬けのようなもの

醤油ベースのピリ辛ソースに、生姜と豆が漬かっています。旨味がたっぷりで、これでご飯が食べたいくらい(笑)

しれっと渡されますが、是非一口試してみて欲しい一品です。

Lagoon In A Bowl(ストール#01-48)

Lagoon In A Bowl(01-48)
Lagoon In A Bowl(01-48)
 青いごはん!?罪悪感少ない健康的な丼を召し上がれ。

明太子を使った鮭丼、ステーキ丼のお店。

こちらの特徴は、なんと、ご飯が青いんです。

Lagoon In A Bowlメニュー
Lagoon In A Bowlメニュー
Lagoon In A Bowl_サーモンボウル(S$10)
Lagoon In A Bowl_サーモンボウル(S$10)

人口着色料!?…ではありません。バタフライピーというマメ科のお花を使って炊かれたご飯で、シンガポール、マレーシア、インドネシアやタイなどで食べられている料理です。ご飯の味には癖はありません。

バタフライピーに含まれるアントシアニンが、抗酸化作用や目の健康に効果があると言われています。ハーブティーにもされたりしています。

鮭、牛ステーキに明太子ソースを載せ、バーナーで炙って仕上げてくれます。

青いご飯で見た目もインパクト大ですが、味もとっても美味しいですよ!

鮭は生の状態からバーナーで炙っていたので「中まで火が通るの…?」と少し心配でしたが、ちゃんと火が通り、ジューシーでした。

ソースは明太子の味がしっかりと感じられ、ご飯にはふりかけがかかっていて、日本人がほっとする味かもしれません。

ただ、心配な方はステーキ丼を注文された方が良いかもしれません。牛肉は一度火が通ったものを最後に炙って提供してくれます。

Mr. Meepok(ストール#02-126)

Mr. Meepok(02-126)
Mr. Meepok(02-126)
日本の「まぜそば」スタイルをシンガポールで楽しめる

汁なし麺のお店。

こちらの特徴は、名古屋のまぜそばスタイルを採用しているとのこと。

平日ランチタイムはものすご~く長い行列が出来ていて、一時期は「この人たち、午後の仕事間に合うのか!?」と心配になるくらいでしたが、最近(2022年11月現在)は少し落ち着いているように思えます。(それでも20分くらいは並びますけど!)

メニューの中で、唯一チャーシューが載っている「Daily Noodle(S$6)」をチョイス。

Mr. Meepok_Daily Noodle(S$6)
Mr. Meepok_Daily Noodle(S$6)

ねぎ油ベースのタレに細麺を絡めていただきます。タレの辛さは弱くピリ辛くらいで、油が適度に麺にまとわりついてハマる食感です。

七味や海苔がアクセントとなり、日本を感じます。

チャーシューは薄く、炙りが強く歯ごたえがある感じです。ソースの油分が強いので、とろとろチャーシューより歯ごたえ系の方が合っているのかも。

名古屋のまぜそばかと言われると、少し違うかなとは思いますが、これはこれで別の料理として楽しめます。

なお、付け合わせのスープは豚の出汁が出ていて、コショウがきいています。

今後行ってみたいお店

Wah Kee Noodle 華記(ストール#02-125)

Wah Kee Noodle 華記(02-125)
Wah Kee Noodle 華記(02-125)

Mr. Meepokの隣でこちらも行列を作る、ワンタンメンのお店。

マッシュルームヌードルに載っているシイタケが非常に美味しいとのことなので、いつか訪れてみたいと思います。

閉店してしまったけれど美味しかったお店

PHO Hanoi(ストール#02-101)※閉店

PHO Hanoi(02-101)
PHO Hanoi(02-101)
 たっぷり具材の贅沢オシャレなバインミー。野菜も沢山摂れて幸せ。

バインミーのお店。※2022年9月時点で閉店し、パンケーキのお店(Granny’s Pancake)に変わっていました。

バインミーとはベトナムのサンドイッチのこと。主にフランスパンに野菜やお肉、パテなどを挟んでいただきます。

こちらでは、注文してからパンを焼いて、具材をたっぷりと丁寧に包んで提供してくれます。

PHO Hanoi(02-101)
PHO Hanoi(02-101)

PHO Hanoi_Banh Mi Saigon(S$7)
PHO Hanoi_Banh Mi Saigon(S$7)

新鮮野菜とお肉が、焼き立てサクサクの分厚いフランスパンに挟まっています。お肉もたっぷり入れてくれるので、食べるときにこぼしそうになるほど(笑)

スモークされたアヒル肉がなんとも良い香りです。

パテは入っていないので、レバーが苦手な方にも食べやすいかもしれません。ちなみにパクチーは入っています。

周辺の観光地

オフィス街なため、すぐ近くに観光地があるというわけではないですが、チャイナタウンから徒歩10分以内に位置しています。

また、周辺には日本の食品や製品を扱うお店も多く非常に便利な場所です

マリーナベイサンズからもタクシーで10分ほどですので、比較的訪問しやすいホーカーズだと思います。

まとめとアクセス

まとめ

おすすめ度:★★★★☆
にぎわい:★★★★★
アクセス:★★★★

ストールの数:大規模(約130店舗)
ストールの種類:バランス系(様々な種類の料理が食べられる)
平日はビジネスマンで大賑わい。人気店も多く、何度も訪れたくなるホーカーズ。

アクセス

マリーナベイサンズ、オーチャードからタクシーでそれぞれ10分、15分

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!