Ci Yuan Hawker Centre（チーユアンホーカーセンター）のご紹介です。
Ci Yuan Hawker Centre
概要
チーユアンホーカーセンター（Ci Yuan Hawker Centre）は、シンガポールの北部、センカン地域に位置するホーカーズです。
シンガポールでは初めて、コミュニティーセンターの中に入っています。
店舗数は約45と規模は大きくありませんが、チキンライスやフィッシュボール、キャロットケーキ、ラクサ、チャークイティオはもちろんのこと、チリクラブまであり、シンガポールの代表的なローカルフードはここでほとんど食べることができます。
その他、マレー料理やインドネシア料理、韓国料理のお店もあります。
価格設定は普通で、S$4～6出せばおなか一杯食べられるお店が多いですが、チリクラブなどは時価です。
比較的新しいホーカーセンターで、綺麗で、空調などの設備も整っています。
アクセスはあまり良くありませんが、この辺りにはホーカーズが無かったこともあり、地元の方々を支える大切な場所となっています。
また、衛生ランクAを取得しているお店が多く、全体的に綺麗な印象です。
衛生ランクについてはこちら
外食が盛んな国、シンガポールにはホーカーズがいっぱい。本ブログは、シンガポールにある全116個のホーカーズの全制覇を目指すとともに、各所のおすすめポイントを紹介することを目的としています。 実際に食べてみて、美味しかったもののみをご紹[…]
雰囲気、混雑状況
ランチタイムは、地元の方々で非常に賑わっています。しかしながら席数も640と多く、席取りにはそこまで困りません。
広々として、高い天井、大きなシーリングファンが特徴的です。
営業時間
6:00am～22:00pm、毎日（店舗により営業時間は異なります。土日でも比較的多くのお店が営業しています。）
おすすめのお店
覚代鹵麺 Jue Dai Lor Mee（ストール#01-13）
鹵麵（ローミー）のお店。
ローミーとは八角などのスパイスが入った酸味のあるとろとろ甘辛スープに、麵を絡ませた料理です。
トッピングの異なるメニューが選べますが、全部の具材が載ったトラディションローミーを選択。
ヤムの揚げ物（ヤムペーストにニンジンなどを混ぜて揚げた、さつま揚げのようなもの）、チャーシュー、チキンカツ、タラ、ゆで卵が載っています。（※タラと表記されていましたが、おそらくバタンフィッシュだと思われます…）
ここのローミーは、一般的なローミー（酸味がありスパイスが強い）に比べ、あっさりとして癖がなく、食べやすいです。
著者は実はローミーはあんまり好きではないのですが、こちらのものはとても美味しくて、ローミーのイメージを変えた一品でした。
その分、一般的なローミーがお好きな方には物足りないのかもしれません。
付け合わせは、ヤムの揚げ物が一番気に入りました。シンプルな味付けで、衣がカリカリしていて、とろとろのスープと合います。
チャーシューは、こちらの麺料理によくついてくるような外側が赤く甘いものではなく、肉厚で、ほろっとなる、日本のラーメン屋さんで見かけるようなタイプのものでした。
味付けゆで卵も、ローミーのソースに負けないくらいしっかり味がついています。
四川名小吃 Sichuan Famous Delights（ストール#01-37）
四川料理のお店。
麺や点心が選べます。著者は四川担々麺と焼き餃子をチョイス。
四川料理というからには辛いのかと覚悟していたら、なんと、ほとんど辛くなく、酢の酸味が強くきいておりさっぱりしています。
ピーナッツの風味も強くないため、癖がなく、麺もつるっとしているので、全体的に食べやすいです。
焼き餃子は小ぶりで、水餃子を思わせる、たぷっとした皮に包まれています。
肉汁がたっぷりですが、こちらも癖がなく、食べやすい味です。
甜品 dessert（ストール#01-25）
かき氷のお店。ひっきりなしにお客さんが訪れます。
こちらの特徴は、トッピングがユニークでオシャレなこと。
様々な色のシロップがかかったカラフルなかき氷や、トッピングとして、紅茶やアールグレイのゼリーなども選べます。
著者は、トウモロコシが載った珍しいかき氷をチョイス。
冷え冷えかき氷に、レッドビーンとコーンがたっぷり。
レッドビーンが、とにかく立派！煮崩れておらず歯ごたえが残っていて食べ応えがあります。
また、コーンは塩味がきいた優しい甘さです。コーンをかき氷に載せるという発想が面白いですよね。
どちらの味付けも甘さ控えめです。ただ、かき氷の中に練乳が入っているので、全体的には甘いおやつになっています。
炸油条豆酱 You Tiao Soya Bean（ストール#01-19）
揚げパンや豆花のお店。
様々な揚げパンやスイーツが並びますが、こういうお店で私が必ず食べる、油条（中華風揚げパン）をチョイス。
細めなためか、中のもちっとした食感はあまりなく、外側のカリカリを楽しむような感じでした。また、小麦の香りはあまりしません。
小さめだけど歯ごたえがあります。
なお、シンガポールに多く展開している揚げパンのお店、「油条妹」の袋に入って提供されます。系列店なのでしょうか…？
今後行ってみたいお店
Hainanese Curry Rice 海南咖喱饭（ストール#01-28）
行列のできるハイナニーゼカレーのお店。
カリカリのフライドチキンをトッピングするのが人気のようで、是非訪れてみたいお店です。
周辺の観光地
残念ながら周辺には有名な観光地はありません…。何かのついでに訪れることはあまりないかもしれませんが、シンガポールの代表的なローカルフードのほとんどを食べることができるので、ローカルフードを気軽に多種類楽しみたい方にはおすすめかもしれません。
まとめとアクセス
まとめ
にぎわい：★★★★☆
アクセス：★★☆☆☆
ストールの数：中規模（約45店舗）
ストールの種類：ローカルフード系（シンガポールローカルフードを取り扱うお店が多い）
新しく広々快適ホーカーズ。多種類のローカルフードが楽しめる。
アクセス
マリーナベイサンズ、オーチャードからタクシーでそれぞれ25分、22分。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました！
