Circuit Road Hawker Centre(Blks 79 & 79A)(サーキットロードホーカーセンター)のご紹介です。
Circuit Road Hawker Centre(Blks 79 & 79A)
概要
サーキットロードホーカーセンター(Circuit Road Hawker Centre(Blks 79 & 79A))は、シンガポールの東寄り、ゲイランより北部の住宅街にあるホーカーズです。
建物が2棟に分かれていて、もう1棟あることに少し気づきにくいです。
さらに、こちらより少し北東に、Circuit Road Market & Food Centreというホーカーズがあり、非常に紛らわしいので要注意です。
Circuit Road Market & Food Centreの記事はこちら
Circuit Road Market & Food Centre(Blk 80)(サーキットロードマーケット&フードセンター)のご紹介です。 Circuit Road Market & Food Centre(Blk 8[…]
さて、本ホーカーズ(サーキットロードホーカーセンター)の店舗数は約105店舗と大規模ですが、コロナの影響からか、半分以上のお店が閉まっています…
シンガポールローカルフードが多く、中でも、エコノミーライスや麻辣麺など、自分で数種類のおかずをチョイスできるようなお店が多いです。また、ベジタリアン食を提供しているお店をよく見かけます。
価格設定は普通で、S$4~8でおなか一杯食べられるお店が多いです。
雰囲気、混雑状況
地元の方が多く、あまり混んではいません。そこまで混みあっていないので、席取りなどは比較的容易だと思います。そして、何故か少し薄暗いです(笑)
営業時間
明確な時間は定められていませんでした。少なくともランチタイムには、比較的多くのお店が営業しています。
おすすめのお店
Spring Vegetarian Food(ストール#01-33)
エコノミーライスのお店。エコノミーライスとは、下写真のような商品棚から好きなお惣菜を選び、ご飯や麺と一緒に食べる中国発祥の料理です。
こちらでは、ベジタリアンフードを提供しています。
お店の横には、食材の色と効能を示したイラストが。
ホーカーズの料理は炭水化物や油に偏りがちで、茶色っぽい食べ物が多いので、こういう健康に気を使ってくれているお店は嬉しいですね。
さて、こちらのエコノミーライスは、S$4で4品選べます。ブラウンライス(玄米)が選べるところも嬉しいポイント。
商品棚で欲しいお惣菜を指さすと、気さくな店員さんが何やら解説しながらお皿に盛ってくれます。(早くてあまり聞き取れなかったですけど…)
ホーカーズの食べ物とは思えないくらい綺麗な色合い…!
色だけじゃなく、味も美味しいです。
中でもおすすめは、上の写真にもある、お豆のお惣菜です!!ごま油とシイタケの出汁の良い香りがする、ザ・中華といった味付け。ニンニクも強めで、これだけで持ち帰りたいと思いながら食べてしまいました(笑)
かぼちゃも味噌の麹のような香りがふわっとする優しい味付けで、おからのつみれのようなものは口の中でふわんと崩れます。
全てのメニューにこだわり、丁寧に作っていらっしゃるのだなと思うお店です。
Tong Huat Vegetable Rice Porridge Soup(ストール#01-20)
またまた、エコノミーライスのお店。
こちらの特徴は、選べるお惣菜の種類が多く、また、主食も麺、お粥、スープから選べるところ。カスタマイズが楽しいです♪
そして、スープは苦瓜、大根、レンコンやトウモロコシなど、7種類もの味から選べます!
お惣菜1品ずつの値段は明記されていませんが、ライス+鳥のから揚げ、ベジタブル系3種をつけてS$4.7。ホーカーズで食べるエコノミーライスとしては普通の値段設定だと思います。
店員さんおすすめのカリフラワーとブロッコリーの炒め煮もいただきました。
予想外だったのは鶏のから揚げ。普通は、作ってから少し時間が経ってしまい、衣がへにゃっとなってしまっていることが多いのですが、こちらはクリスピー。おそらく衣にピーナッツが入っていて、少し香りを感じることができます。
その他、全体的に味つけが優しく、美味しく食べやすいです。
King of Chendol – 煎蕊王(ストール#01-97)
チェンドルのお店。チェンドルとは、かき氷に、緑色の細長いゼリーのようなものを載せたスイーツです。
常夏の国シンガポールでは、かき氷やアイスは大人気のスイーツです。このお店も、ホーカーズ自体は混雑していないにもかかわらず、ひっきりなしにお客さんが訪れます。
優しい店員さんが、注文してから一つ一つ作ってくれます。
かき氷に、ココナッツミルクとグラマラッカ(ココナッツシュガー)のシロップ、粒あん、チェンドル(緑色のゼリー)が載っています。
粒あんやチェンドルは、ハンドメイドなのだとか。
チェンドルは、塩が入っていることも多いのですが、こちらのものは塩味はなく、シンプルにパンダンリーフの香りがします。(※パンダンリーフは甘い香りのする葉で、香りづけや着色に使われます。)
餡子やシロップなどは全体的に甘めの味付けになっているので、「甘いもの食べた~い」という欲求を完全に満たしてくれます(笑)
Isha Curry Puff(ストール#01-53)
パイのお店。マトンやチキン、ポテトやサテ味など、マレー系の中身が入っています。
私は、マトンパイとチキンパイをチョイス。
マトンパイはマトンの匂いがほとんどなく、私としては物足りませんでした…逆に言えば、マトンが苦手な人でも食べやすいかも。辛くはありません。
さくさくというよりはしっとりめの生地に包まれています。
チキンパイも辛くなく、ジャガイモとチキンが入っています。どちらもリーズナブルでサイズも大きくないので、小腹が空いた時には良いかもしれません。
今後行ってみたいお店
記成卤鴨飯(ストール#01-32)
ダックライスのお店。リーズナブルな価格でダックライスや麺が楽しめるとのことで、ひっきりなしにお客さんが訪れているため、いつか訪問したいと思っています。
Cheng Mun Kee Pig’s Organ Soup(ストール#01-104)
豚のオーガンスープのお店。ランチタイムには行列が出来ています。ミートボールの他、豚足、肝臓、皮、小腸など様々な部位のスープを味わうことができます。
周辺の観光地
住宅街にあり、周辺には有名な観光地はありません…
南部に下るとゲイラン地区がありますので、ゲイラン地区に寄るついでなどに訪問してみるのも良いかもしれません。
まとめとアクセス
まとめ
にぎわい:★★★☆☆
アクセス:★★☆☆☆
ストールの数:大規模(約105店舗)※閉まっているお店が多い
ストールの種類:ローカルフード系(シンガポールのローカルフードを扱うお店が多い)
ローカル感を味わいたい時にはぴったりなホーカーズ。混んでいないため、穴場かも。
アクセス
マリーナベイサンズ、オーチャードからタクシーでそれぞれ9分、16分
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!