シンガポールのホーカーズは、2020年、ユネスコ無形文化遺産にも登録され、観光地として絶対に訪れたい場所の一つとなっています。
しかし、いざ訪れてみると、1つのホーカーズに同じようなお店が並んでいることもあり、「一体どのお店が美味しいの?」と悩んでしまうことも多いはず。
この記事では、1つのホーカーズの中で同じ料理を食べ比べ、それぞれの特徴やおすすめポイントをご紹介したいと思います。あくまで私の独断と偏見になりますが、ご参考になれば幸いです。
第3弾は「鶏肉まん@ピーポーズパークフードセンター」です。
ピーポーズパークフードセンター(People’s Park Food Centre)
シンガポールの南部、チャイナタウンに位置し、ローカル感あふれるホーカーズです。
中華料理を扱うお店が多く、いつも地元の方々で賑わっていて、お酒を飲んでいる人が多いのが特徴的です。
今回は、ピーポーズパークフードセンターの中でも、「Chop Hean Kuan 道記(顯坤) 點心(ストール#01-1018)」と「Tiong Bahru Pau(ストール#01-1038)」の鶏肉まんを食べ比べたいと思います。
「Chop Hean Kuan 道記(顯坤) 點心(ストール#01-1018)」と「Tiong Bahru Pau(ストール#01-1038)」は、どちらも点心を扱うお店ですが、同じ列に位置しています。
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それぞれの看板はこんな感じです。
値段、メニュー
- Chop Hean Kuan 道記(顯坤) 點心:S$2.30
- Tiong Bahru Pau:S$2.2
また、鶏肉まん以外のメニューも、全体的に、Tiong Bahru Pauの方がS$0.1~0.3ほど安いようです。
待ち時間
休日のランチタイムに訪れましたが、いずれの店舗も、特に待ち時間はありませんでした。
既に出来上がった点心を提供するので、行列は出来ないのかもしれませんね。
料理
結論から申し上げますと、軽めでふかっとした肉まんが好きならTiong Bahru Pau、しっかりと重めで満足感を味わいたいならChop Hean Kuan 道記(顯坤) 點心という感じでした。
理由は、Chop Hean Kuan 道記(顯坤) 點心の方が皮がしっとり濃厚で、中の餡もお肉感があるからです。
一方で、Tiong Bahru Pauの方は皮も軽く、お肉は味付けがしっかりしているにもかかわらず軽い印象です。
- Chop Hean Kuan 道記(顯坤) 點心
Chop Hean Kuan 道記(顯坤) 點心の鶏肉まんは、中に卵が入っています。
皮はしっとりと重めで、甘みがあります。中の餡は、味付けはさっぱりしていますが、お肉の大きさもあり、お肉を食べている感があり、満足です。
- Tiong Bahru Pau
Tiong Bahru Pauの鶏肉まんは、皮は軽めでふかふか、中の餡はしっかりめの味付けで甘じょっぱく、日本のコンビニなどで好まれている味に似ていると思います。
ただ、日本でよく食べられている肉まんよりも、胡椒が強めで特徴的です。
二つを並べると、こんな感じです。
Tiong Bahru Pauの方が少し大きいですが、前述の通り皮がふっくり軽いので、Chop Hean Kuan 道記(顯坤) 點心の方が食べ応えがあります。
なお、どうでもいいかもしれませんが、下に敷いている紙はChop Hean Kuan 道記(顯坤) 點心の方がはがしやすいです。
Chop Hean Kuan 道記(顯坤) 點心は、いわゆるクッキングシートのようなつるつるした紙ですが、Tiong Bahru Pauは普通の分厚い紙が敷いてあり、水を吸って生地にくっついてはがしにくいです…
まとめ
ピーポーズパークフードセンターの中で鶏肉まんを食べ比べ、ご紹介いたしました。独断と偏見にはなってしまいますが、ご参考になれば幸いです。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!