East Coast Lagoon Food Village(イーストコーストラグーンフードビレッジ)のご紹介です。
East Coast Lagoon Food Village
概要
イーストコーストラグーンフードビレッジ(East Coast Lagoon Food Village)は、シンガポールの南の東海岸にあるホーカーズです。開放的な雰囲気の中、海を眺めながら食事できるので、ついついお酒を飲みたくなってしまいます。
店舗数は約60と中程度で、シーフードや中華料理などお酒に合う料理を出すお店が多いです。中でも特徴的なのはサテのお店が多いこと。サテとはハーブなどで味付けした牛肉、鶏肉や羊肉などを串にさして焼いた料理。焼き鳥のような感じで、ビールに合う!この開放感でビール+サテの組み合わせは、そりゃあ最高です。
夕方から開店するお店も多いので、行きたいお店がある場合には営業時間を事前に調べておくと安心だと思います。
価格設定はお高めで、シーフードになるとS10を超えるものも多くみられます。
雰囲気、混雑状況
イーストコーストパークに来た地元の方や観光客で大賑わい。特に土曜日は19時を過ぎると席の確保が非常に困難です。たまたま同席になった地元の方によると、日曜日、平日、雨の日は比較的空いているのだとか。
ビアガーデンのような雰囲気で、ついついお酒を飲みたくなります。ドリンクショップも沢山ありますよ。(ココナッツジュースやサトウキビジュースなどのソフトドリンクもありますのでご安心ください(笑))
営業時間
なんと、24時間営業(毎日)です。(店舗により営業時間は異なります。)
おすすめのお店
Ah Hwee BBQ Chicken Wing & Spring Chicken(ストール#01-14)
1979年から長年愛されるチキンの炭焼きのお店。
20種類もの材料からなる秘伝のタレに2時間以上漬け込んだチキンを、お店で丁寧に焼き上げ提供してくれます。
チキンウィングを注文すると、手羽先と手羽元が1セットで出てきます。(写真は4セットです)皮はカリカリ、中はジューシー。しっかりとした味はついていますが濃すぎずいくらでも食べれてしまいます。
豪快にかぶりつくしかないので手が汚れますが、ティッシュを沢山つけてくれます。
このような機械で丁寧に焼いています。立ち上る火が豪快!大人気店のため、行列は必至です。
Song Kee Fried Oyster(ストール#01-15)
優しい味付けの卵に、牡蠣がたくさん入っています。牡蠣は小粒ですが、濃厚な味で存在感は抜群!
生臭さなどはなく、ちゅるっと食べられてしまいますので、生牡蠣の苦手な方でも食べやすいと思います。(実際私は生牡蠣が苦手です…)
Stingray Forever Bbq Seafood(ストール#01-43)
こちらはイーストコーストラグーンフードビレッジでは初めてのシーフードバーベキューのお店。海辺でシーフードバーベキューなんて最高ですね。
店頭に新鮮な魚介が沢山並んでいます。
どれも新鮮で美味しそう!カニなどは時価で、私が聞いた時には1kgあたりS$100(約8,500円)とのことでした。
こちらのおすすめは、アカエイ(Stingray)です。日本ではなかなか食べる機会がないのではないでしょうか。
バナナリーフの上に載せて焼き上げたエイは、身がホクホクでとっても肉厚。
臭みなどはなく、上にのっているサンバルソース(魚介の出汁がきいたピリ辛ソース)と絡めて食べると最高です。
軟骨まで食べられる感じが、なんだかカスベに似ています。(調べてみたらカスベもエイの一種なんですね!)
Lagoon Carrot Cake(ストール#01-40)
数々の雑誌に掲載されたキャロットケーキとポピアのお店。キャロットケーキとは大根餅と卵を絡めた料理(人参は入っていません)で、ポピアは小麦粉でできた薄い皮に大根、もやし、人参、卵やナッツを巻いたラップサンドのようなもの。
どちらも食べたかったのですが、ポピアは売り切れだったので(泣)、今回はキャロットケーキをご紹介します。
キャロットケーキは白か黒か選べます(濃い口醬油の有無)が、私はいつも黒をチョイス。
大根餅はもちもちとしていて、それだけでも十分に美味しいですが、しっかり味の甘辛味のソースと絡めると絶妙です。そしてこのお店のキャロットケーキには、珍しいことに、エビが入っています…!少し小ぶりではありますが、ぷりぷりとして美味しいですよ。
キャロットケーキについて詳しくはこちら
著者が選ぶキャロットケーキランキングについてはこちら
本ブログでは、シンガポールに110か所以上もあるホーカーズ、全てを制覇することを目的としております。 これまで多くのホーカーズでローカルフードを食べてきましたが、例えばチキンライスひとつとっても、お店によって味は様々。 ホーカー[…]
Haron Satay 55(ストール#01-55)
サテのお店。サテとはハーブなどで味付けした牛肉、鶏肉や羊肉などを串にさして焼いた、焼き鳥のような料理で、ピーナッツソースをつけていただきます。
10本以上注文する必要があり、牛肉、マトン、鶏肉から組み合わせることができます。
サテは日本の焼き鳥と比べるとお肉が小さいお店が多いのですが、こちらの店舗は比較的大きめで嬉しい。付け合わせのピーナッツソースには砕いたピーナッツがたくさん入っていて、お肉と絡めると辛すぎずとっても美味しいです。
店舗の外で豪快に焼いてくれます!
ただし、こちらの注意点は、大人気店のため、とにかく待つこと。ガンガン焼いてくれているのですが、なかなか自分の注文の品は来ません…
私は45分以上は待ちました。
呼び出しベルをくれるので、はじめにここで注文して、他のお店を回るのが良いかもしれません。
今後行ってみたいお店
Geylang 29 Charcoal Fried Hokkien Mee(ストール#01-32)
ホッケンミー(エビ焼きそば)が食べられるお店。炭火焼でつくっており、独特の香りが楽しめるとのことで魅力的に感じています。
Lagoon Chicken Curry Puff(ストール#01-28)
カレーパフ(カレーを薄力粉で作った生地に包んで揚げた、カレーパンのようなもの)のお店。人気店で、売り切れ次第終了してしまいます。
周辺の観光地
イーストコーストパーク(East Coast Park)
シンガポールの東海岸にある、185ヘクタールにも及ぶ巨大な公園です。マリーナベイサンズの少し東にあるカラン地域からベドック地域まで伸びた細長~い形をしており、15km以上の長さを持つコーストラインなどもあり、海や自然と触れ合うことができます。
4階建ての建物から滑る巨大滑り台、バーベキュー、キャンプ、釣り、水上ケーブルスキー、サイクリングなど、大人から子供まで楽しめるアクティビティがもり沢山!海を眺めながらゆっくりお散歩するのもおすすめです。
まとめとアクセス
まとめ
にぎわい:★★★★☆
アクセス:★☆☆☆☆
ストールの数:中程度(約60店舗)
ストールの種類:バランス系(様々な種類の料理が楽しめる)
明るく開放的でお酒を飲みたくなってしまうホーカーズ。イーストコーストパークを観光しながら訪れてみてほしい。
アクセス
マリーナベイ、オーチャードからタクシーでいずれも約20分。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!