Fernvale Hawker Centre & Market（ファーンベールホーカーセンター&マーケット）のご紹介です。
Fernvale Hawker Centre & Market
概要
ファーンベールホーカーセンター&マーケット（Fernvale Hawker Centre & Market）は、シンガポールの北東部、センカン地域に位置するホーカーズです。
コミュニティセンターの3階に位置し、店舗数は約30と、規模は大きくありませんが、シンガポールのローカルフードの他、マレー料理やインド料理など幅広いジャンルの料理が楽しめます。
価格設定は普通で、S$4～6出せばおなか一杯食べられます。
2022年にオープンした新しいホーカーセンターで、綺麗で、新しい設備が揃っています。
併設のウェットマーケットまで綺麗です。
（通常は、ウェットマーケットは匂いが強かったり床がびしょびしょだったりします…（だからウェットマーケットと呼ばれます））
案内までオシャレです（笑）
雰囲気、混雑状況
ランチタイムは、地元の方々で賑わっていますが、席数が多いため席取りにはそこまで困りません。
人気店には行列が出来ますので、時間をずらした訪問がおススメです。
各ストールの厨房面積が広いため、広々と調理していて、安心感があります。また、清掃員も多いため、こまめに机を綺麗にしてくれています。
ただ、2023年8月時点で、何故かどのストールも衛生レベル（A~D）の表示が行われていない点が気になりました。
衛生レベルについては、こちら
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営業時間
10:00am～18:00pm、毎日（店舗により営業時間は異なります。）
おすすめのお店
Tong Fong Fatt Hainanese Boneless Chicken Rice（ストール#03-25）
チキンライスのお店。
人気店のようで、ランチタイムには行列が出来ています。著者も30分程並びました。
メニューは以下写真のようになっています。
ドラムスティック（手羽元）のチキンライスも選べるのは珍しいですね。
さて、①Steamed Chicken Riceと③Chicken Riceの違いを店員さんに聞いたところ、「①は小さいサイズだ、普通は③だ」とのことでしたので、③の大きいサイズ（S$5）を注文しました。
チキンにかかっているソースは、ごま油が香り、甘めの味付けで、特徴的です。お肉は柔らかく、胸肉にしてはしっとりとしていました。
ライスは固めの食感で、ニンニクが強すぎず個人的にはとても気に入りました。並んでいると、ライスだけを大量に購入している人も見かけたので、納得です。
付け合わせのスープもさっぱりめの味で飲みやすいです。
Feng Xiang Bak Kut Teh 豐香肉骨茶（ストール#03-01）
マレーシアスタイルのバクテーのお店。
マレーシアバクテーは、シンガポールのものよりもスパイスなどが多く使われていて、通常液体が黒く、薬膳のような風味があります。
こちらのお店では、バクテーの他に、バクテーのお粥もいただくことができます！
バクテーも具だくさんで美味しそうですが、せっかくなのでバクテー粥（Sliced pork fried porridge(S$5.9)）を注文。
クレイポットに、たっぷりのおかゆを入れてくれます。
上から見ると一見具材が入っていないように見えますが、ご飯を掘り起こしていくと、結構沢山のスライス豚肉。
柔らかく煮込まれて美味しいです。
お米はバクテーのスープをたっぷり吸い濃厚で、けれど飽きの来ない、美味しい料理でした！
Munchi Pancakes（ストール#03-04）
パンケーキのお店。
パンケーキと言っても日本で食べるようなふわふわの丸いものではなく、大きな鉄板で焼き上げたもちもち生地に餡を挟み、一人用サイズに切り分けたお菓子です。
他にも、イーシュンパークホーカーセンターなど、いくつか店舗があり、著者が大好きなお店です。
看板商品であるMIN JIANG KUEHは、生地を3種類（オリジナル、木炭、緑茶）に中身を5種類（ピーナッツ、ココナッツ、小豆、黒ゴマ、ビスコフ）＝15種類の組み合わせが楽しめます。
その他に、形の違う、MUNCHI PANCAKE、MINI MUNCHIがありますが、これらは他店舗でもいつも売り切れていました…行く時間が悪いのかな。
さて、今回は木炭生地×ピーナッツ、木炭生地×ココナッツを注文しました。
もっちもちの生地に餡がたっぷり。イーシュンパークホーカーセンターで食べたものよりも、甘さが控えめで、生地の弾力が強いように感じました。
ココナッツはしゃきしゃきで甘じょっぱく、食感が面白いので、特におすすめです。
他の味については、イーシュンパークホーカーセンターの記事でもレポートしています。
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Abang Teh Tarik（ストール#03-11）
揚げパンやコーヒーのお店。
こういったお店には珍しく、行列が出来ており、15分程並びました。
店頭には揚げたてのスナックがずらりと並び、コピ（シンガポールのローカルコーヒー）も注文できます。
さて、私は油条（揚げパンのようなもの）とKopi-C-Kosong（コーヒーにエバミルクを入れて、砂糖を加えないもの）を注文。
油条は人気で、多くの人が注文していますが、次々に揚げられています。
油条が、とっても香ばしいです！
塩分が強すぎず、独特の甘みがあります。
著者は油条大好きなので結構こだわっていますが（笑）、こちらの油条は皮はしっかり目、中はもっちりとしており食べ応えがあり、非常に美味しいと思います。
Kopi-C-Kosongは、可もなく不可もなく美味しいです。
コピ（Kopi）の種類や注文の仕方はこちら
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今後行ってみたいお店
Fins and Feathers（ストール#03-10）
フィッシュアンドチップスやステーキなど、ウエスタンフードのお店。
こちらのフィッシュアンドチップスは、ドリーフィッシュかシーバス（スズキ）か選ぶことが出来ます。
Greentea Rice by Thunder Tea Rice Group（ストール#03-18）
サンダーティーライスのお店。サンダーティーライスとは、擂茶とも呼ばれるお茶漬けのようなもので、ご飯の上に野菜やピーナッツなどが載っていて、お茶（スープ）をかけて食べる料理です。
通常、サンダーティーライスのお店はあまりバリエーションがありませんが、こちらでは様々な種類のサンダーティーライスを選ぶことが出来ます。
China Whampoa Home Made Noodle（ストール#03-12）
手打ちの麺が楽しめるお店。中でも人気の板麺は、非常に美味しそうです。
Amoy St Lor Mee（ストール#03-24）
1959年創業の、ローミーの老舗店。付け合わせの種類もいろいろと選べるようです。
周辺の観光地
LRT(Light Rail Transit)
住宅街ということもあり、残念ながら、周辺には、ガイドブックに載るような有名な観光地はありません。
一方で、最寄り駅のFernvale駅は、LRTという無人モノレールが走っています。2023年現在、シンガポールのLRTは3本走っており、いずれも、小さな面積を行き来するのみなので、その地域に行かないと乗ることができません。
ファーンベールホーカーセンター&マーケットには、MRT（地下鉄）Sengkang駅から出ているLRTに乗っていくのが便利なので、ホーカーズもモノレールも楽しめます♪
ウェットマーケット
観光地ではありませんが、こちらにはウェットマーケットが併設されており、とても綺麗です。
シーズンになるとドリアンも売られており、とても珍しいKasap Merahという品種を食べることが出来ました。（※いつもあるかは、分かりません。）
この品種、別名アイスクリームドリアンとも呼ばれており、非常に柔らかく甘くて美味しいです。
大きなドリアン専門店に行ってもなかなか見つけられない品種ですので、もし見つけられたら、ラッキーかも？
まとめとアクセス
まとめ
にぎわい：★★★★☆
アクセス：★★☆☆☆
ストールの数：中規模（約30店舗）
ストールの種類：バランス系（様々な種類の料理を楽しめる）
新しい設備が揃った快適ホーカーズ。併設されたウェットマーケットまで綺麗で明るい。
アクセス
マリーナベイサンズ、オーチャードからタクシーでそれぞれ23分、20分。MRT（モノレール）Fernvale駅から徒歩5分。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました！
