マクスウェルフードセンター Maxwell Food Centre(#18)

Maxwell Food Centre（マクスウェルフードセンター）のご紹介です。

Maxwell Food Centre

概要

マクスウェルフードセンター（Maxwell Food Centre）は、中華街に位置するホーカーズです。

店舗数は約105と多く、中華街にありながら、中華料理はもちろんのこと、インド料理やシンガポール料理、マレーシア料理、タイ料理、ハンバーガーまで幅広く扱っています。適度な広さで清潔感もあり、美味しい料理も多いので、私はすっかりお気に入りです。初めて訪れた時からマクスウェルのことを早くご紹介したくて仕方がありませんでした（笑）

価格設定は普通で、S$4～6出せばおなか一杯食べられます。

2022年11月、目の前にMRT（地下鉄）のMaxwell駅が開通しましたので、非常にアクセスが良くなりました。

また、こちらには「天天海南鶏飯」という、ガイドブックなどにもよく紹介されているチキンライスのお店があります。

すぐ近くにはライバル店の「Ah Tai Hainanese Chicken Rice」があり、食べ比べも行っていますのでご参考になれば幸いです。

雰囲気、混雑状況

全体的にすこーしだけ薄暗いです。座席数は多いですが、観光客も多く、ランチタイムや土日は非常に賑わい席の確保が困難となるため、時間をずらした訪問がおすすめです。

中華街にあることもあり、買い物ついでに来ている人や観光客、仕事の休み時間に来ている人が多い印象です。

営業時間

8:00am～2:00am。（店舗により営業時間は異なります。）

おすすめのお店

天天海南鶏飯 Tian Tian Hainanese Chicken Rice（ストール#01-10,11）

ミシュランビブグルマンにも掲載されているチキンライス。

ホーカーズの敷地からはみ出るほどに行列が出来ていることが多いですが、客さばきが早いのですぐに自分の順番が来ます。

ライスには、ニンニクの風味がきいた鶏の出汁がしっかりしみ込んでいます。それでいてお米一粒一粒はぴんぴんと元気いっぱいに炊けていて、しっかりした食感も楽しめます。

上に載っている蒸し鶏は、ふっくらと柔らかいながらも、歯ごたえが残っている感じです。

付け合わせのタレは結構辛く、柑橘系の香りを感じます。

サイズはSMLがありますが、ぺろりと食べれてしまうので、M以上がおススメ。（写真はMサイズです。）

味付け卵もつけられますが、味は普通です。

Ah Tai Hainanese Chicken Rice（ストール#01-07）

こちらのチキンライスにはスープがつきます。濃厚な鶏ガラスープで美味しいです。

両者を比較すると、こんな感じです。

お肉の量は、若干Ah Tai Hainanese Chicken Riceの方が多い気がします。

鶏肉は、いずれもふかふかしていますが、Ah Tai Hainanese Chicken Riceの方が若干柔らかく、ジューシーに感じました。

お米はいずれも生姜やニンニク、鶏の出汁がベースとなった味付けですが、Ah Tai Hainanese Chicken Riceの方が濃い味付けと思います。一方で、天天海南鶏飯はニンニクは強めです。

付け合わせのチリソースは辛さレベルはどちらも同じくらいで、天天海南鶏飯は柑橘の香りが強いです。

どちらも本当に美味しいのですが、ニンニクが好き＋歯ごたえを楽しみたいなら天天海南鶏飯、ジューシー系が好きならAh Tai Hainanese Chicken Rice、という印象を受けました。個人的には、Ah Tai Hainanese Chicken Rice派です。

同心居 Tong Xin Ju Special Shanghai Tim Sum（ストール#01-92）

ぱりぱりに揚がった食感が軽くてとっても美味しいです。秘密はホームメイドの皮。機械で仕上げると1.1mmのところ、自家製で作ることで0.5mmの薄さを実現しているのだとか。

中はお肉がしっかり入っていますがさっぱりした味わい。小ぶりなので8個あっという間に食べれてしまいます。もっと欲しいくらい（笑）

揚げ餃子の他には水餃子、海鮮焼きそばや酸辣湯麵もあるので、日本人にはなじみやすいお店だと思います。

Hello BanhMi（ストール#01-98）

ぱりぱりと軽めのパンに、お肉と野菜がたっぷり。

なにより印象的だったのは、ソース！

甘辛く、コーヒーを使っているような風味で、独特で美味しかったです。

ボリューミーですが飽きがこず、最後までぺろりと楽しめました。

金華魚頭米粉魚片米粉 Jin Hua Fish Head Bee Hoon Sliced Fish Bee Hoon（ストール#01-77）

白身魚のスープが楽しめるお店。揚げ魚、切り身など選べ、麺やおかゆも選択することができます。さっぱりと食べたい方へのおすすめは魚片＋ビーフンです。（メニューの5番）

スープはミルクベースで魚の出汁が効いた優しい味。疲れた体にも染み渡ります。フライドオニオン、大きな薄切りショウガとチンゲン菜が浮いています。ビーフンは太めで、満足感があります。

肉厚の白身魚は、はじめ「あんまり入っていないかも？」と思いましたが、食べ進めるうちに中からゴロゴロ出てきて嬉しくなりました（笑）。淡白で柔らかく、臭みなどはありません。

洪家福州蠣餅 Maxwell Fuzhou Oyster Cake（ストール#01-05）

オイスターケーキのお店。

オイスターケーキとは、カリカリの皮の中にひき肉や牡蠣を入れ、揚げた軽食です。

とっても美味しくてシンガポールにいらした際には是非食べて欲しい料理なのですが、食べられるところは少なく、今のところ、ホーカーズではマクスウェルとベーセーフードセンターしか見たことがありません…（ベーセーフードセンターの記事はこちら）

さて、こちらのオイスターケーキですが、皮は比較的薄めで柔らかく、中には豚肉餡に牡蠣×2、海老×1が入っています。

牡蠣は小ぶりではあるものの味わいがあり、しっかり味の豚肉餡ととてもよく合います。全体的にふんわりと軽い食感の、おやつにピッタリな感じです。

個人的にヒットだったのは、豚肉餡に紛れ込んでいる、コリアンダー！苦みが面白いアクセントになっていて、全体のバランスが整うような、良い役割を果たしてくれています（笑）

Maxwell Coconut & Sugarcane Juice（ストール#01-34）

シンガポールで絶対に飲むべきジュースの一つ、サトウキビジュース。こちらでは搾りたてのサトウキビジュースを楽しむことができます。

注文後に1杯1杯サトウキビをつぶして、完全100%搾りたてジュースを作ってくれます。しつこくないまろやかな甘さです。草のような、どこかお茶を感じるすっきりとした香りもあり飲みやすいですよ。

しかし私の影のおすすめはアボカドジュースです。

フレッシュなアボカドがたっぷり入り、ほんのり甘めでクリーミーです。作成時に氷を入れていましたが、冷たすぎずとても美味しいのでおすすめです。

今後行ってみたいお店

Ah Lim Nasi Lemak（ストール#01-61）

2022年1月にオープンしたナシレマが食べられるお店。ナシレマとはココナッツミルクで炊いたご飯に、揚げた小魚やピーナッツ、大きなキュウリなど様々な具材が添えられていて、サンバルソースという辛いソースに絡めて食べるマレーシア料理。

お料理が大好きという、可愛らしい女性が経営されていて、お母さまから教わったレシピのナシレマにはすでに行列が出来ています。

ホーカーズに珍しく、ケーキも売っていて、「カフェスタイル」とのこと。いつか行ってみたいお店の一つです。

周辺の観光地

チャイナタウンに属しているため、中華グッズを買うのにはぴったりです。

白新春茶荘（Pek Sin Choon Pte Ltd）

とっても有名なウーロン茶の専門店です。本当に沢山の種類があり悩んでしまいますが、店員さんに相談すると選んでくれます。

チャイナタウンにあるデパートで購入したウーロン茶よりも断然香りがよく、味が濃くお気に入りです。（もちろんデパートにもたくさんの種類があるのでものによるとは思います）

入れ物も可愛いので、お土産にもバッチリです♪

チャイナタウン駅の蒸し物屋さん

チャイナタウン駅には肉まん、あんまん、蒸しパンや花巻を売っているお店が立ち並んでいます。とてもリーズナブル（S$1～）で美味しいのでこちらもおすすめ。

ホーカーズでおなか一杯かもしれませんが、お持ち帰りもできますよ。

まとめとアクセス

まとめ

アクセス

地下鉄マクスウェル駅から徒歩1分。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました！