Whampoa Makan Place(ワンポアマカンプレイス)のご紹介です。
Whampoa Makan Place
概要
ワンポアマカンプレイス(Whampoa Makan Place)は、シンガポールの中央部、ノベナ地域にあるホーカーズです。
店舗数は約80と中規模で、朝から地元の方々で賑わっています。ローカルフードを取り扱うお店が多く、デザートからお食事、飲み物まで幅広く楽しめます。
また、道路を挟んですぐに別のホーカーズ、Whampoa Food Centreがあり、徒歩1分ほどで行き来することもできます。あまりに近くて、はじめは同じホーカーズなんだと思っていました。。。Whampoa Food Centreにはウエットマーケットもあるため、果物やお肉、お魚を買うこともできます。
Whampoa Food Centreについての記事はこちら
Whampoa Food Centre(ワンポアフードセンター)のご紹介です。 Whampoa Food Centre 美味しいお店が盛りだくさん。徒歩1分圏内のもう一つのホーカーズとのはしごも楽しい 概要 ワンポアフードセンター([…]
価格設定は普通で、大体S$4~6出せばおなかいっぱい食べられます。
雰囲気、混雑状況
地元の方が多く、店員さんもとても気さくな人が多いです。
ランチタイムは比較的混みますが、行列店でも客さばきが早いため、比較的待たずに料理を受け取ることができます。
すぐ近くのホーカーズ、Whampoa Food Centreにはチキンライスがありませんが、Whampoa Makan Placeには3店舗ほどあるので、チキンライスが食べたい時にはこちらがおススメです。
営業時間
5am-11pm、毎日(店舗により営業時間は異なります。)
おすすめのお店
喬記面館(ストール#01-72)
麺や点心のお店。
著者はこのお店の点心が大好きで、何度か通い、ついに全種類制覇してしまいました!
そんな中で、私のおすすめは、ニラ餅です。
特に、このお店の肉餅、ネギ餅、ニラ餅は大人気で、どんどん焼いてくれますが、1時前には完全に売り切れてしまうこともあります。(※餅といっても、餡を小麦粉の皮で包んで揚げた、お焼きのような食べ物です。)
私の一番おススメのニラ餅。
商品名は「Leek dampling」となっていますが、リーキというよりは、ニラがたっぷり入っているように感じました。
卵も少し入っていて、まろやかな味わい。
薄めのもっちりとした皮に、ニラが本当にたっぷりと包まれていて、ニラ好きにはたまらない一品です。
続いて、葱花餅(S$1.8)です。
葱花餅は、葱油餅としても知られていて、最近では日本でも見かけるようになりました。
こちらの葱花餅(葱油餅)は、プレスして揚げ焼きされており、表面はカリカリで、中にはしっとりした塩味のネギが入っています。
この塩味がちょうど良くて、とても美味しい…!
上のネギ餅はしっとり系の皮、こちら(葱花餅)はカリっとした皮なので、カリカリ食感を楽しみたいなら、こちらがおススメです。
続いては、肉まんです。
肉まんは滅茶苦茶大きいです!提供されたものは残念ながら冷めていました。
餡はお肉と玉ねぎのシンプルな味。椎茸などの出汁系は入っていませんでした。大きくて迫力はありますが、肉まんはそこまでおススメではないかも…
次は、肉餅です。
こちらも餡がたっぷり。肉まんと同じ餡と思われます。外はカリカリ、中はアツアツです。
焼き餃子、水餃子は、冷凍を持ち帰ることもできます。
餃子は口に近づけた瞬間、ニラの香りがしっかりして香ばしいです。また、皮も厚めで食べ応えがあります。
焼き餃子はザクザクというよりは柔らかく焼いていて、中の餡が強く感じられます。
なにより、肉汁の量が本当にすごくて、噛むと飛び散ります!肉汁用の受け皿を用意したいくらいでした(笑)
肉汁だけ飲んでも満足できるくらい、しっかりとした味わいです。
最後は、ミレット粥です。
ミレットはヒエやアワなどの穀物の総称です。こちらも人気商品なのか、比較的注文されていました。
全く甘くなく、健康的です。どろっとした食感で雑穀特有の独特の風味があり、ハマる人はハマる味だと思います。(私は結構好きです。)
Zhang Xin Teochew Fishball Minced Meat Noodle(ストール#01-84)
豚肉やフィッシュボールの麺のお店。
豚肉はひき肉、肉団子、スライス、レバー、魚はフィッシュボール、フィッシュケーキ、フィッシュダンプリンなど様々な具があり、味付けも、シンガポールでよく好まれているピリ辛ドライ(汁なし)か、ラクサがあります。
麺も、イエローミー(いわゆる中華麺)かミーポック(平らな黄色い中華麺)か選べます。
私は看板商品である、Signature Mee Sua(S$4)をチョイス。
フィッシュボール、豚肉ひき肉、スライス肉、豚レバーがたっぷり楽しめます。
辛さはどれくらいにするか聞いてくれます。ピリ辛ソースがもちもち麺に絡みます。
上に載った具材はどれも味付けが薄めなので、麺の下にあるソースとしっかり絡めて食べると美味しいです。レバーは少し独特な香りはあるものの、きちんと処理されていて食べやすかったです。
付け合わせのスープは豚、魚の出汁がしっかり煮出されているけれど、しつこくなくて飲みやすいです。
Qinde Egg Tarts & Pastries(ストール#01-42)
エッグタルトのお店。
シンガポールには本当にエッグタルトのお店が多いのですが、こちらではパンダン味というちょっと変わったフレーバーをいただくことができます。
パンダンとは熱帯地方に生える植物で、鮮やかな緑色で甘く独特な香りをもち、料理では、香りづけや着色に用いられます。
せっかくなので、オリジナル味、パンダン味の両方を買ってみました。
オリジナル味は、柔らかく優しい味です。皮はサクッとして軽く、特に特徴はありません。
プリンに近い具材が入っているので、プリン系のエッグタルトが好きな人は是非試してみて欲しいです。
パンダン味は強い緑色とは裏腹に、パンダンの香りはそこまで強くありません。
パンダンの南国っぽい強い香りが苦手な人にも食べやすいと思います。また、オリジナル味よりも甘さが控えめです。
Seletar Coffee(ストール#01-20)
コピやドリンクのお店。
コピとは、シンガポールのローカルコーヒーで、コンデンスミルクやエバミルク、砂糖が入っており、普通に注文すると非常に甘いのが特徴です。
こちらの特徴は、注文したら一杯ずつ丁寧に作ってくれること。しかも、一杯あたりに使われるコーヒー豆の量がこんもりです。
さて、甘くない飲み物が飲みたかったので、私はKopi-C-Kosong(コーヒー+エバミルク、砂糖なし、S$1)を注文しました。
コーヒー自体の苦みは強め(酸味はほとんど感じませんでした)ですが、エバミルクと混ざり飲みやすかったです。
コピの注文の仕方は、こちら
シンガポールのローカルドリンクに、コピ(Kopi)と呼ばれるコーヒーがあります。 本記事では、コピの特徴や注文の仕方をご紹介したいと思います。 コピ(Kopi)とは コピとは、シンガポールのローカルコーヒー。コンデンスミルクやエバ[…]
今後行ってみたいお店
Balestier Road Hoover Rojak 豪華羅雜(ストール#01-06)
周辺の観光地
残念ながら徒歩圏内にはガイドブックに出てくるような有名な観光スポットはありません…。
電車とバスを利用して、マリーナベイから約40分、オーチャードから約30分とアクセスは少し悪いかもしれません。
ただ、近くにあるコーヒー豆屋さん、Lam Yeo Coffee Singaporeがおすすめ。シンガポールで親しまれるコーヒー「コピ」豆の他、ブラジル、エチオピア、コロンビアから取り寄せたコーヒー豆が楽しめます。
また、ノベナにはかもめベーカリーという日系のパン屋さんがあります。中でも食パンは、2、3日たってもずっともちもちで美味しいですよ。
まとめとアクセス
まとめ
にぎわい:★★★☆☆
アクセス:★★☆☆☆
ストールの数:中程度(約80店舗)
ストールの種類:ローカルフード系(シンガポールローカルフードを扱うお店が多い)
アクセスは悪いけれど、魅力的なお店が沢山。近くのホーカーズとも簡単にはしごできる。
アクセス
マリーナベイ、オーチャードからタクシーでそれぞれ約12分、約10分
公共交通機関で行くなら地下鉄でDhoby Ghaut駅まで行き、バスに乗り、Blk 82駅から徒歩5分
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!